■自己紹介
1983年1月10日生まれ
横浜市生まれの神奈川県相模原市育ち
妻と息子2人の4人家族
株式会社THE WORLD DOOR 代表取締役
兄弟は5歳上の姉3歳上の兄
（兄は私が代表を務める株式会社THE WORLD DOORの従業員）
2018年3月　相模原市消防局を退職
2018年4月　法人設立
2020年10月 アメリカ法人設立

私は法政二高に進学し、法政大学経済学部国際経済学科に卒業しています。高校2年の時に極真空手と出会い、それからは毎日極真空手の稽古に明け暮れ、大学在学中は就職活動せずに空手の道場に就職をしました。空手家とプロの道を志していましたが、給料は7万円と生活が厳しく、アルバイト2つを掛け持ちしながら約３年間続けました。

ちょうどそのタイミングで父の会社が倒産し、父は病気を発症。母や姉は長い間、病気だったため、私がしっかりしなければならないと思い、憧れでもあった消防士になりました。

消防は10年勤めましたが、人の生死にに関わることができ、とても誇らしい仕事でありました。その一方、本来自分がやりたい格闘技や海外にもっと行きたいという夢を諦めて心に蓋をして、悶々とした日々を過ごしていました。

公務員は定年退職まで勤めるのが当たり前の風潮がありますが、私はその考えに疑問を持ち、一度きりの人生を全力で生きることが親孝行になり、また息子への最大の教育と考え、一年発揮して挑戦することを決意しました。

そして、2018年3月に退職しました。
しかし、親の生活や自分の家族の生活そして自分がやりたいことをやるためには、お金も時間も必要です。

そこで、転職の選択肢はなく、起業一択でした。退職をする半年前から、妻の名義を借りてAmazon物販を学びましたが、退職したときには、利益が出ておらずうまくいっておりませんでした。ただ、自分や家族のために何が何でも成功させるんだと強い意志だけはありました。

退職をした後、5日後に貿易事業の会社を設立して、その10日後に単身ロサンゼルスへ渡米しました。渡米はしましたが、英語も話せず、人脈もなく、ビジネスも知らない中で、何もできない自分に虚無感を強く感じたことを今でも覚えています。そして、不運なことに携帯電話が、ロサンゼルス到着初日に壊れて使えなくなり、どん底でした。

しかし、この渡米で、運命的な出会いがありました。最終日にあるツアーに参加したのですが、偶然にも運転手が大学の後輩でした。彼はアメリカの魅力を存分に私に伝えてくれました。

私はこの時に行動すれば、人生は変わっていくんだと確信し、これから何か想像できないような楽しいことが起きていくのではないかと胸をワクワクさせたことを忘れる事はありません。

私はアメリカに行き、ブランドやアパレル、腕時計、おもちゃ、雑貨などあらゆるものをリサーチし、アメリカの企業に営業をかけ、安く購入できる仕組みや海外に行かずとも輸入ができる仕組みを数年かけて確立させていきました。

そして、一般社団法人、日本流通自主管理協会のAACDにも加盟し、卸売り事業をスタート、それと同時にECで販売することをスタートさせました。アメリカでは西海岸を中心に活動を行い、ビジネスパートナーが多数存在しております。また韓国やオーストラリアでも同様のことを行い、コロナ中は2年間ほどシンガポールに倉庫を構え、輸入事業をしておりました。

世界中から輸入ができる環境が整い、これが私のビジネスの基盤になっています。これと合わせて消防退職したときに始めたのが、eBayなどの越境ECを利用したカメラや腕時計、釣具、ブランドの輸出などです。

それ以外には、海外買い付け代行サービスや買取事業、SNSマーケティング、Instagramを利用した事業のマネジメント、起業塾の運営、海外事業のサポート、店舗の小売業等を展開しております。

今後は、海外数カ国に法人を設立して、同じ志を持った方々と一緒に道を切り開き、世界で活躍できる会社にしていきます。

■輸出入起業塾をを運営してる理由

私は消防士を退職するときに、同僚の方々を始め、世の中には働き方に悩み、働くことに疲れている人が多くいます。働き方は人の一生のテーマであり、この働き方を解決したいという気持ちが強くありました。それは私自身がそうでありましたし、父が一生懸命働いていても生活にゆとりがでなかったことを見てきて思っていたことです。

私は消防士を退職する前から、自分が起業してうまくいくことで、多くの人に勇気を与えられ、背中を押すことができるのではないかと考えていました。起業して数年は当然そんなことはできませんでしたが、今は時間や場所、お金、組織に捉われることないライフスタイルへと変わりました。

働きたい時に働き、一緒に働く仲間を選ぶことができ、好きな時に好きな場所へ行くことができています。

日本社会では、何かと我慢ばかりを求められるような環境が多いように感じますが、本当にそれが正解なのでしょうか。

今は多くの人の背中を押すことができ、自分らしい働き方をできる人たちを多く輩出することができています。しかし、これは自分1人ではできません。輸出入起業塾には講師の仲間たちや支えてくれる多くの方々のおかげで運営が成り立っております。

私たちは物販事業を通じて1人でも多くの方々に働き方は1つではないことを伝え、皆さんの選択肢が広がるように輸出入起業塾を運営しております。